【卵巣チョコレート嚢胞】術後と自覚症状

役に立つかもしれない

チョコレート嚢胞の手術記事を書いた際、術後についても書いてほしいというリクエストがあったので今さらながら書いてみますね。

【 チョコレート嚢胞 】入院・手術

  

  

おうちリス

卵巣の腫れで経過観察をしている読者さんから、私のポンコツな入院体験記を読んで「励まされた、手術が怖くなくなった」と嬉しい感想をいただきました。術後についても知りたいとリクエストをいただいていたのに書き始めてから終えるまで期間があきすぎました、すみません

  

   

術後の経過

もう記憶があやふやなので、手帳を見ながら順を追って思い出していきます。

  

さて、退院日は朝ごはんだけ病院で食べてお昼頃には家に帰ってきました。お昼ご飯がおいしくてがっつり食べたことを覚えています。夜ご飯もしっかり食べられました。夜のシャワーで体に痒みを感じる。←抗生物質にアレルギー反応?を起こしていたため。

  

退院後1日目

寝起き右肩にガスが上がってる感じ。まだ抜けてないのか。お腹の中でガスが動く感覚もまだある。

ごはんを食べるたびに大が出る。しかし毎回下痢。

調子に乗って犬の散歩に出かけたら、途中でお腹が痛くて歩けなくなり、母に車で回収してもらった。立ってるのもしんどくて迎えがくるまでそこらの石の上に座って待った。公園でもなんでもない道端にたたずんで不審者である。しかしどうしようもない。座る場所を探せるほど動けない。

この日のシャワーも痒かった。病院で出されたアレジオンを引き続き飲む。

録画しておいた月曜から夜更かしを見ようとするが、笑うとお腹が痛いためこの番組はとんでもなく危険と判断。やめる。

不正出血というか、術後の性器出血は退院後7日目まで続きます。

   

2日目

あいかわらず下痢ばかりする。なんとなくうどんとかプリンとか消化に良いものを食べてみる。

彼が遊びに来て散歩と、車で少し近場に出かける。昨日歩けなくなったばかりのくせにアホだろうか。まだずっと立っているのはしんどい。短い散歩は大丈夫だった。

この日お腹痛いと手帳にあるけど、たぶんガス溜まりの痛さかな?蕁麻疹は少しマシになってきたようだ。

  

3日目

朝少しマシな便が出る。アレジオンを飲む。体重が結構減っていることに気づく。犬の散歩に一人で行くことができた。夜、寝返りも打てるようになる。たぶんこれまでは動くとお腹の中でガスがボコって動くので寝返りしたくなかったんだと思う。

  

4日目

朝また下痢。アレジオンがこの日の分で飲み終わり、病院に電話。アレルギー疑いのため一斉に薬を止めていたが鉄剤は飲んでよくなる。大建中湯は下痢ばかりしていることを話したら、便の排出を促す薬だからもう飲まなくていいと言われた。

コロナで甥っ子たちを預かる。抱っこはだめと言っても下の子が何度でも乗ってくる。私の上は人気なので仕方がない。

おならがよく出る。

  

5日目

マシな便が出る。鉄剤を飲む。毎食後出る。本来の私は朝に一度しか出ない。

ほぼ普通に散歩に行けるようになる。夜はお腹が張って食欲がない。

  

6日目

鉄剤を飲む。便に形が出てきた。お腹もあんまり張らなくなってきた。性器出血もおりものに血が混じるレベルになった。散歩も大丈夫。

この日体組成計に乗って、体の水分率が53%くらいしかないことに気が付く。「ずっと60%近かったと思ったんだけど?」もしやチョコレート嚢胞が水分にカウントされていた?確かに血液は水分。かなり血液が溜まっていたんだな。にしても減りすぎでしょ。

  

7日目

立派なのが出た。色が黒いけど。術後すぐの下痢の時からずっと黒いのなんで?鉄剤か。この日で出された鉄剤が最後。

この日は体調が悪かったようだ。ギフトプラザにお見舞いのお返しを買いに行ったけどだるいししんどかった記録。頭痛も。

   

退院後診察

だらだら長くなってしまったので端折ります。鉄剤がなくなったあと一応家にあったヘム鉄サプリも飲んでました。まぶたの裏が白っぽい気がしたので。手術した左の卵巣あたりが痛んだり、疼くこともあります。タイミング的に排卵痛だったのかもしれないけど、今までそんなものはなかった。

これを書いている時点(術後2か月経過)でさえたまに疼く時がある。チョコレートが大きすぎて中身を出してもたぶん縮んでいかないからって卵巣ばつんと切ったからでしょうか。

  

退院後診察でドレーンがあった左わき腹のテープを剥がしてもらったら、あまりの傷口の小ささにびっくり。腹腔鏡ってすごいな。(退院後1週間以上貼ってある場合は自分で剥がしていいんですが見るのが怖くて貼りっぱなしにしていました)おへその見た目の方がよっぽどグロかった。おへその直径いっぱいに切った跡があって、へそのゴマ掃除が怖くてできなかった。血のりみたいなのが取れた後でやっと濡らした手ぬぐいでぬぐったら人生イチ汚かったわー。

  

鉄剤を追加でもらったんですが何日かしたらムカムカするようになってご飯も食べられなくなってしまったのでやめました。ずっと問題なく飲めていたのに急になんなんだ。1週間くらい休んでまた飲んでみても、もたれて嫌になった。

この時期4月で花粉症の症状も出たりして、もっとどんどん元気になっていくと思ったギャップにちょっと苦しんでた。手術前の方が疲れやすかったと思うけど、術後はお腹の調子が不安定で体力も落ちてる感じがして横になりがちだった。

  

O先生のもとへ

退院後診察が終わって、紹介状を書いてくださった開業医のO先生のもとへ戻ります。逆紹介状のような、こんな手術をしましたよっていう総合病院からのお手紙をもっていきます。

受付の方に封筒を渡したらしばらくしてO先生が「あの時の!」って感じで待合室まで出てきてくださって、「悪いものじゃなくてよかったね」と。「経過観察をするから次は6月に来てね」と。

「その節は本当にありがとうございました」とお礼を申し上げました。

  

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そして6月になって、行ってきました。エコーで自分の横にあるモニターで術後初めて状態を見ました。

総合病院では自分の側にモニターはなくて、エコー写真での説明もなかったので術後どうなったのかがずっとわかりませんでした。

「子宮は筋腫も全くなくきれい、卵巣もきれい、手術した側の卵巣には卵も見える。」

もう10年くらい記録している基礎体温表も持参して見せて、ちゃんと排卵もしてるし問題なし。基礎体温が低温と高温に分かれなかったことはこれまで一度もないのでそこは心配していませんでしたが術後初めて、大きくなった卵巣のせいで前は見えなかった子宮ともう片方の卵巣を見ることができてかなり安心しました。

「疼いたりするのでまだ卵巣腫れてるんじゃ?」と不安に思っていましたがちゃんと小さかったです。

  

あと「卵って見えるんですね!」と驚きました。肉眼で見えるとは思っていませんでした。「排卵が近づくともっと大きく2cmくらいになる」とおっしゃっていました。

  

内診が終わってからは診察室の椅子に座って先生が丁寧に説明してくださいます。私の卵巣チョコレート嚢胞のエコー写真は「医学部の教科書に載るようなとてもわかりやすくていい写真」なんて冗談を言いながら。

この日は子宮頸がんの検査もしてもらいました。もうずっと受けていなかった上、たまにおりものに血が混じる不正出血がまだあるので。後日この検査結果も異常なしでした。でも1年に一度は受けるように言われました。私の場合は内膜症の経過観察でこれから定期的に通うので忘れることはなさそうです。市からの子宮頸がん検査のハガキは2年に1度で今年該当でしたが新型コロナの影響で来なかったです。調べてみたら延期されていたのが7月後半から開始されるみたい。ちょっと損した気分(笑)

  

それにしてもO先生は本当にいい先生のような気がします。第一印象は厳しい感じのイメージでしたがきちんと説明してくださるし、あとから「あれも聞きたかった」なんて些細なことも診察室に再び呼ぶ形で嫌な顔せず丁寧に説明してくださいます。診察室から出るときに「ありがとうございました」って言うとあまり聞いていないというか、何も答えない先生もいますがO先生は毎回「はい」とか返してくれるのがなんだか嬉しいです。結構混んでいても、です。

  

  

子宮頸がん検査のあと数日して、なんだかデリケートゾーンが痒くなって人生初の膣カンジダになってしまいました。どんだけ免疫力が落ちてるんだ。

検査して、厄介な感染症ではなかったのはよかったですがまた週に1度薬を入れてもらいに通って(3回)、もうどんだけ頻繁に病院行くのーって感じでした。梅雨からお盆の時期がいちばん治りにくいそうで、塗り薬の抗真菌薬は使い切るまで夜に一度塗り続けるように言われています。まだ続けています。痒くてなかなか眠れないのが辛かったので少しでもムズッとすると再発するんじゃとびくびくしています。

  

    

  

自覚症状

今思えば、これは卵巣チョコレート嚢胞に関係した症状だったのかなぁというものを書いておきます。私は11cmにもなるまで気づかなかったわけですが。。

  

  • 夕方からお腹が張る
  • きついタイツやストッキングなど締め付けるものが苦手になってた
  • 生理の時お尻の穴の奥の方が痛くて排便しづらかった
  • 体の水分率が高い
  • 疲れやすい
  • 生理の終わりかけの経血がにおう
  • 下腹ぽっこり
  • 頻尿

今思いつくのはこれくらいです。

  

  

夕方からお腹が張る

一番変化を感じたのがお腹の張りです。

気が付けば何年も前から、夕方になるとお腹が張るのがお決まりになってました。「炭酸飲料は飲まないし、便秘でもない、ストレスで空気をたくさん飲みこんでいるのかな、早食いじゃないと思うんだけど」などググって出てくる原因に卵巣が腫れているからなんて出てくるわけもなく、ガス抜きのポーズをしたりしてました。

  

でも改善した今は、あのお腹の張りは普通じゃなかったと思えます。ガスが抜けても楽にならないし、よくトイレでおならを出すって言いますけど座った状態でなんて出ませんでした。最近やっと「そんなに頑張らなくてもおならって出るんだな」という認識になったくらい。たまにお腹が張ってもパンパンには張らず、それほど苦しくなくポーズをとらなくても自然と出る感じで本当に楽になりました。

   

いつの間にか体重が減っていたのはこれのせいかなと。夕方からお腹が張って夜ご飯に食欲がない日が時々あったので食べる量が減っていた気がします。手術直後の体脂肪率からやっと4%くらい回復してきました。

  

  

きついタイツやストッキングなどが苦痛・下腹ぽっこり

これも結局お腹が張っていたからなんですが、気づけばお腹に食い込む系がかなり苦手になっていました。痩せすぎの部類なのになんでみんな履けるものが無理なんだろうと思っていましたが、まぁ物理的にしんどかったんでしょう。身体は正直です。今でも締め付けられるの好きではないですが履いても具合悪くならないですし、なんならデニムさえも前はかがんだ時とか辛くて、ゴムのウエストだけ履いていたいと思ってました。

ウエスト周りも手術したらぺったんこなりました。

  

  

お尻の奥の方が痛い

生理の時にお尻の穴の奥の方が痛いのは、ここ数年からの症状だったと思います。ダグラス窩というところに内膜症ができると起きるみたいです。生理中、便を出したいのに踏ん張ると痛くてうまく出せない感じでした。毎回痛いってわけでもなく、生理痛すらたまに軽いと思える時もあってよくわからないもんですね。

手術後はもちろん治りました。

   

  

体の水分率が高い

これはこじつけみたいなものです。体組成計で水分率が60%近くあって「理想的♡」と思ってたのが手術のあと53%ぽっちになったのでもしかしてチョコレート嚢胞がカウントされてた?っていう想像。3カ月以上経った今も53%くらいなので一時的な脱水ってわけじゃないと思います。

  

  

疲れやすい

これもたぶんじわじわきてたのでもう若くないもんなくらいに思ってましたが、チョコレート嚢胞発覚後は自覚しちゃったからか、車に乗っているだけでもしんどくてとにかく横になりたかったです。

夕方頃から微熱なのか体が熱を持っちゃってだるすぎて動けなぃ~みたいな日もありました。充電切れちゃったような。

まぁ特に今も元気いっぱいってわけじゃないですし、夕方に疲れてきちゃうパターンは顕在です。あれ?あんまりこの項目は変わってないかも。体力を取り戻せ、ですね。

   

   

終わりかけの経血がにおう

これは発覚前1年間くらいの症状だったかなと思います。なのでわりと最近の自覚症状。

生理終わりかけの、ナプキンにはもう付かないくらいの終わりかけに出る経血が生臭かったです。「30代になってホルモンバランスが変わったのかな?」と思っていましたが手術後にはにおいがしなくなりました。なんだったんだろう。古い血液が少し出てきていたのかな。

   

  

頻尿

これもじわじわきたので最後の方にやっと気づいたくらいです。なんなら今でも人よりトイレが近いと思いますが一番の違いは、夜寝て、朝まで膀胱が持たないので一度トイレに起きてたくらい頻尿でした。

でもそこまでの頻尿もやっぱり発覚する直前くらいだったので受診のきっかけにはなりませんでした。

   

そういえば生理痛は0にならず、相変わらず初日に1回痛み止めを飲んでいます。痛くなり始めたら早めに飲むのがポイントなのに、このあいだ大丈夫かなって飲まずにいたら結構痛くなってしまいました。生理痛はないのが当たり前って聞きますし、まだ改善する余地がありそう。生理時のミシミシッとした腰痛はなくなりました。結構腰痛も強かったのに術後は痛くならないです。

   

こんなとこですかね。

  

  

再発を防ぎたい

さて、これから再発を防ぐためにやろうと思っているのは、(やっているのは)腹巻きの装着。

腹巻き にハマる

生理中はエアロバイクをこいだりせず、体に優しく安静に過ごす。この2点です。生理中に長距離を歩くのも良くないらしいです。生理中もなるべく普段と同じように過ごそうとしていましたが、正解は逆で体を労われよってことですね。

おしまい。