
手ぬぐい洗顔 の本を買ってみました
衝動買いはなかなかしないのですが、最近顔のざらつきが気になっていたので見つけた勢いのまま、うりゃっと買ってみました。Amazonで翌日に届きました。

「クレンジングいらす 伝説の洗顔法」という強そうなキャッチコピー。
手ぬぐい洗顔についてググってみたところ、使う手ぬぐいが一番重要そうだったので、手ぬぐい付きのこの本を選びました。提唱者の理論も知りたかったですし、ぴったりな手ぬぐいがどんな生地なのか触ってみたかったのです。
100均にかわいい手ぬぐいがたくさん売っていますが洗顔の用途には合わないらしいので、まずは本物をゲット。

本をパタンと開くと手ぬぐいが現れます。
開けてみるとこんな感じで、かわいいプリントがされた手ぬぐいが出てきます。

「洗顔用+ボディ用」と書かれていますがなんと!点線が入っていて、2つに分けて使うのです。
無蛍光、ボディ用90cm、洗顔用30cmの特製。そりゃあ顔を洗う時に長いと邪魔ですもんね。
手ぬぐいってなに
実は昨日待ちきれず、家にあるガーゼっぽいタオルでさっそく手ぬぐい洗顔的な使い方をしてみたのですが、この本にメイクが落ちるかどうかの実験が載っていまして、ガーゼとタオルは落ちきれていないんですよ。
私的に「全部綿100%じゃん」と思うのですが、織り方の違いでしょうか。
ガーゼタオルでも使用感としては、流したあと「肌つるつる!」と感動しましたよ。泡立ちづらかったですけど
本に、手ぬぐいに使われる平織りについて書かれていました。
・総理【そうり】
通常使われている手ぬぐい用の綿布。文(ぶん)ともいう。経糸(タテいと)20番・緯糸(ヨコいと)20番でゆるめに織ってあり、通気性に優れている。
・岡【おか】
浴衣や手ぬぐいに使われる。経糸30番・緯糸30番の平織り。総理に比べて目が詰んでいるので、色や柄を染める場合、細い線もきれいに染めることができる。
・特岡【とくおか】
浴衣の基本的な生地。岡と同じく、経糸30番・緯糸30番の平織り綿布。岡より経糸緯糸の打ち込み密度を増した織りなので、色や柄などを染める場合、 さらに繊細な表現ができ、耐久性もある。
高邉しおり『手ぬぐい洗顔』p.24
なるほどーゆるめの平織りが肌にちょうどいいのですね。この本に付いてきた手ぬぐいは総理だそうです。薄めの生地に見えますが濡らしたときに糸が膨らみ優しい肌あたりになるらしいです。
手ぬぐいのお手入れ
洗剤などを使う必要はなく、使ったあと、石鹸が残らないように水でじゃぶじゃぶしたら、直射日光を避けて干せばいいだけだそうです。楽すぎる。
でも昨日使ったガーゼタオルは、何回かすすいでも石鹸が残っている感じがして、洗濯機に放り込みました。手ぬぐいより目が詰まっていたのかな。
手ぬぐい洗顔のやり方
- 化粧をしたままの顔をぬるま湯で濡らす。
- お湯で濡らして絞った豆手ぬぐいをまぶたの上から下に動かしてアイメイクを落とす。
- 豆手ぬぐいに固形石鹸をつけて、丁寧に泡立てる。
- おでこから洗う。赤ちゃんの肌を洗うようにやさしく、やわらかく円を描くように。
- 顔全体を洗う。細かいところは指に巻き付けて。
- お湯ですすぐ。すすぎに手ぬぐいは使わない。最後は冷水でひきしめる。
昨日ガーゼタオルで顔と体を洗いながら、なんかこの感覚知ってるな、と思い出したのが亡き祖父のことです。
私がたぶん幼稚園かそこらだった頃、おばあちゃんちに泊まると祖父がお風呂に入れてくれました。あれが手ぬぐいだったのかはわかりませんが、体を拭くときに、包むように拭いてくれて、その布を絞ってまた拭く、という光景を思い出しました。あったかいお湯で絞って拭くので、ほかほかして気持ちよかったんですよね。懐かしい。
井深大さんのパターン教育的な。言葉なしの、でも愛情を感じる右脳的な思い出です。興味のある方はぜひ↓
脱線しました。そう、手ぬぐいは洗うだけではなく、体を拭くこともできて、タオルいらずなんですね。その上クレンジングいらずで、自然とピーリングもできてしまうだと!?今夜使い始めるのが楽しみです。
背中もつるつるになるといいなぁと期待しています。折を見て、使い心地など追記しようと思います。
いきなり手ぬぐいだけ欲しい方はこれ良さそうです。私も本に付いてきた手ぬぐいがぼろぼろになったらこれを買おうかなと考えています。
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価格:
1,080円
感想:542件 |
あれ?でもこれ岡ですね。
総理との違いがどの程度なのかわかりませんが総理だとこのへんですかね。染めてあるので最初だけ色落ちするようですが無地の面積は大きい。
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価格:
540円
感想:10件 |
手ぬぐい洗顔2日後の感想
手ぬぐい洗顔を2晩おこないました。感想は、肌の手触りがつるつる!まだ凹凸を感じる部分はありますがもとがざらついていたので変化は大きいです。
見た目は特に変わりなしかな。そして、ガーゼっぽいタオルとの差ですが、やはり手ぬぐいの方が手触りが優しかったです。乾いている時はかために感じますが濡らして泡立てるとふわふわ~っと洗えます。

手ぬぐいは端がほつれてきますが、そのうち止まるので決して縫わないようにとのこと。縫うとその部分の乾きが甘くなり、雑菌のもとになるそうです。
ガーゼっぽいタオルと違って、じゃぶじゃぶすすいだら石鹸残らず、簡単にきれいになります。絞って一晩部屋に干しておけば乾きました。
ただ、まだ力が少し入っているのか洗いあがりヒリヒリする部分があります。これまで夜のスキンケアは馬油に化粧水だけでしたが、なんとなくクリームも塗りました。
顔がなくなると困るので、朝は今までどおり手で泡洗顔です。手で洗っているとこれまでにない肌のつるつるさを感じます。いいかもしれない。
続編記事を書きました!手ぬぐい洗顔泡立てのコツについてです。
今日はおうちリスもはじめたばかりの「 手ぬぐい洗顔 」について書いてみます。